10月29日 【整骨院で改善】「冷え」が引き起こす腰痛・膝痛の悪化

10月29日 【整骨院で改善】「冷え」が引き起こす腰痛・膝痛の悪化

夏の暑さが去り、朝晩の冷え込みが厳しくなる10月。この季節に、急に腰や膝の痛みを訴える方が増えます。

「冷えは万病のもと」という言葉があるように、体が冷えることは、単に寒く感じるだけでなく、私たちの健康に深刻な影響を与えます。特に、腰痛や膝痛といった慢性的な痛みの原因を悪化させる最大の要因の一つです。

なぜ体が冷えると痛みが増すのか? そして、今すぐできる対策と整骨院での効果的なケアをご紹介します。


なぜ冷えると痛みが増すのか? 痛みの悪循環

10月の気温の低下や、エアコンの効いた室内と外との寒暖差は、私たちの体に以下のような悪循環を引き起こします。

1. 血行が悪くなる

体が冷えると、体温を逃がさないように血管が収縮します。すると、血流が悪くなり、筋肉や関節に必要な酸素や栄養が届きにくくなります。

2. 筋肉が硬くなる(緊張)

血行不良になると、筋肉がこわばり、柔軟性を失います。この筋肉の硬さが、腰や膝の関節への負担を増やし、痛みを強くします。

3. 痛みを引き起こす物質が滞る

筋肉が硬くなると、疲労物質や痛みを引き起こす発痛物質がその場に滞留しやすくなります。これが神経を刺激し、痛みがさらに増してしまうのです。

このように、冷えは痛みの「火種」を大きくする役割を果たしています。


今すぐできる! 自宅で簡単「温活」セルフケア

冷えからくる痛みに対抗するために、今日からできる簡単な「温活」をご紹介します。特に腰や膝を意識して温めましょう。

ぬるめのお風呂にゆっくり入る

シャワーだけで済まさず、38~40度のぬるめのお湯に15分以上ゆっくり浸かりましょう。体の芯から温まることで、血行が促進され、こわばった筋肉が緩みます。

三つの首(首・手首・足首)を温める

太い血管が通っている「首」と「手首」と「足首」を温めると、全身の血流が効率よく良くなります。特に足首は、レッグウォーマーや厚手の靴下で冷やさないようにしましょう。

軽いストレッチや運動を取り入れる

冷えて固まった筋肉には、軽い運動が効果的です。座りっぱなしにならず、膝を抱えるストレッチ足首を回す運動など、無理のない範囲で体を動かし、血流改善を促しましょう。

血行促進に効果的なおすすめのストレッチを、「全身のポンプ役である下半身」と、「冷えやコリが溜まりやすい上半身」に分けてご紹介します。

体の巡りを良くすることで、冷えやむくみ、肩こり、腰痛の緩和にもつながりますので、ぜひ毎日の習慣にしてください。


血行促進できるおすすめストレッチ

✅ 下半身の血行を促すストレッチ(第2の心臓:ふくらはぎ)

ふくらはぎは「第2の心臓」と呼ばれ、重力で下がってきた血液を心臓に戻すポンプの役割を果たしています。ここをしっかり動かすことが、全身の血行促進の鍵になります。

1. ふくらはぎのポンプ運動(立ったまま/座ったままOK)

ふくらはぎの筋肉を収縮させることで、下肢の血流を強力に促します。

  • 方法(立ったまま):
    1. 壁や椅子に手を添えて立ちます。
    2. ゆっくりとかかとを限界まで上げ、つま先立ちになります(5秒キープ)。
    3. ゆっくりとかかとを下ろします。
    4. この動作を10回繰り返します。
  • ポイント: 呼吸を止めずに行いましょう。座って行う場合は、椅子に座った状態でかかとの上げ下ろしを行います。

2. 足首・足指回し(全身を温める)

足首や足指の間には血管が集まっており、ここを刺激することで足先の血流が改善し、冷えやむくみが緩和されます。

  • 方法:
    1. 床に座り、片足を軽く曲げます。
    2. 片方の手の指を、もう一方の足の指に深く絡ませます
    3. 足首を、外回し・内回しでそれぞれゆっくりと10回ずつ回します。
    4. 足指の間を広げるように優しく揉みほぐしてから、反対側の足も同様に行います。
  • ポイント: 力を抜いて、足首全体を大きく回すことを意識しましょう。お風呂の中や体が温まっているときに行うのが特におすすめです。

✅ 上半身の血行を促すストレッチ(肩こり・猫背の改善)

デスクワークなどで固まりやすい肩甲骨周りを動かすことで、上半身の血流が改善し、肩こりや頭痛の予防につながります。

3. 肩甲骨はがしストレッチ(血流ゲートを開く)

肩甲骨周りの筋肉の緊張を緩め、背中の血行を良くします。

  • 方法:
    1. 椅子に座り、両手を肩の上に軽く添えます。
    2. ひじで大きな円を描くように、ゆっくりと肩を回します(前方から後方へ)。
    3. ひじを後ろに引く時に、左右の肩甲骨を背中の中心に「ギュッ」と寄せることを意識します。
    4. これを10回繰り返した後、反対方向(後方から前方へ)も10回行います。
  • ポイント: 呼吸を止めず、大きくゆっくり動かすことで、肩甲骨が肋骨から「はがれる」ような感覚を得られます。

4. 胸と脇のストレッチ(深い呼吸で血流アップ)

胸を開き、脇腹の筋肉を伸ばすことで、呼吸を深め、全身に酸素が行き渡るのを助けます。

  • 方法:
    1. 足を肩幅程度に開いて立ち(または椅子に座り)、片手をゆっくりと上に伸ばします。
    2. 上に伸ばした手を、息を吐きながら真横に倒し、脇腹全体をゆっくり伸ばします。
    3. 目線は天井に向け、10秒キープします。
    4. ゆっくりと元の姿勢に戻り、反対側も同様に行います。
  • ポイント: 腰が反ったり、前かがみになったりしないように注意し、脇から骨盤にかけて気持ちよく伸びているのを感じましょう。

これらのストレッチを、朝の目覚め時や就寝前、仕事の合間など、ご自身のライフスタイルに合わせて取り入れてみてください。

もし、ご自身でストレッチを続けても改善しない頑固な冷えや痛みがある場合は、姿勢の歪みが関係している可能性があります。

当院では、血流を促進する施術姿勢の歪み改善も得意としていますので、お気軽にご相談ください。


当院でできる冷えと痛みの根本ケア

「温活を頑張っても痛みがなかなか取れない」「冷えだけでなく、体の歪みも気になる」という方は、ぜひ当院にご相談ください。

当院では、単にマッサージで筋肉をほぐすだけでなく、冷えと痛みの根本原因にアプローチします。

  • ⚡️ 温熱・電気療法: 治療器で、深部の筋肉を温めながら、血行を強力に促進し、痛み物質の排出を助けます。
  • 🦴 骨盤・背骨の調整: 姿勢の歪みは、特定の部位に負担をかけ、冷えも助長させます。歪みを整えることで、体のバランスと血流を改善します。
  • 💪マンツーマントレーニング:その日の状態に合わせて、必要なストレッチやトレーニングで、姿勢筋(インナーマッスル)を中心にトレーニングし、痛みを繰り返さない体づくりを目指します。
  • 🧘 姿勢・セルフケア指導: 痛みの出にくい日常生活の姿勢や、効果的なストレッチ・運動方法を個別にご指導します。

施術×生活アドバイスで再発しにくい体づくりへ

かなた整骨院では、筋肉の緊張を和らげる手技療法(施術)×治療器×トレーニングを中心に、必要に応じて骨格矯正や姿勢改善のアプローチも行います。これにより、腰や膝の負担を減らし、血行促進と筋肉の柔軟性向上を目指します。

さらに、普段の姿勢や睡眠環境の改善、セルフケアの方法も丁寧に指導。

こうしたトータルケアで、腰や膝の痛みを繰り返さない健康な体づくりをサポートします。

無理に我慢せず、首の不調を感じたら、まずは専門家に相談することが大切です。
整骨院のプロの視点で、あなたに合った最適なケアを一緒に見つけていきましょう。

寒さが本格化する前に、「冷えに負けない体づくり」を一緒に始めましょう!


ご予約・お問い合わせは、お電話またはLINEにて承っております。 あなたの体の悩みを、ぜひ私たちにご相談ください。

 

 

八尾市、柏原市で肩こり、腰痛でお困りの方はかなた整骨院へ(^^)/

八尾市かなた整骨院 https://instagram.com/kanataseikotsuin?igshid=ZjE2NGZiNDQ=

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