11月13日 【かなた整骨院が解説】たった1日の衣替えで ぎっくり首 に?予防と正しい動作ガイド

11月13日 【かなた整骨院が解説】たった1日の衣替えで ぎっくり首 に?予防と正しい動作ガイド

秋が深まり、冬服への衣替えシーズンがやってきましたね。久しぶりに重い段ボールや衣装ケースを動かし、クローゼットの上段に手を伸ばした後、「あれ?首が回らない…」と感じていませんか?

実は、たった1日の衣替え作業が、ぎっくり腰だけでなく「ぎっくり首(急性的な寝違え)」を引き起こす危険な原因となり得ます。

今回は、なぜ衣替えで首を痛めてしまうのか、その予防策、そして当院での根本的なケアについて、かなた整骨院が詳しく解説します。


1. 衣替えで「ぎっくり首」になるのはなぜ?突然の激痛の正体

重い冬服や布団を出し入れする衣替えは、普段使わない筋肉を酷使し、体に大きな負担をかけます。特に首は、以下の理由で急性の炎症を起こしやすい部位です。

  • 不慣れな体勢での急な負荷: クローゼットの上段を見上げる、床の荷物を下を向いて長時間整理するなど、不自然な姿勢が続きます。
  • 重量の負担: 重い荷物を持ち上げた際、頭(約5kg)の重さに加えて、その負荷を急激に首や肩周りの筋肉(僧帽筋、肩甲挙筋など)が支えようとして過剰に緊張します。
  • 血流の悪化: 同じ体勢が続くと筋肉が硬くなり、血流が悪化。疲労物質が溜まった状態の筋肉に急な動きを加えると、筋繊維が損傷・炎症を起こして「ぎっくり首」となって激痛が走ります。

この痛みは、単なる寝違えではなく、首の関節や筋肉に炎症が起きている状態です。


2. 衣替え中に起こる危険な動作パターン

衣替えの際に、無意識にやってしまう危険な動作をチェックしましょう。

  • NG動作①:頭を下げたままの長時間作業 床に広げた衣類を、頭を下げて選別・整理する姿勢は、首の後ろの筋肉を常に引き伸ばし、血液循環を悪化させます。この状態で急に顔を上げると、ぎっくり首のリスクが高まります。
  • NG動作②:重い荷物を片手で持ち上げる 衣装ケースや段ボールを片手で持ち上げ、体をひねりながらクローゼットの上段に収納する動作は、首から背中にかけての筋肉に非対称な強い負荷をかけます。
  • NG動作③:急に振り返る、急に伸び上がる 筋肉が冷え固まっている状態で、急に後ろを振り返ったり、背伸びをして奥のものを取ろうとすると、筋肉や関節がその急激な動きに対応できず、筋違いを起こしやすくなります。

3. ぎっくり首を予防する!衣替え時の「正しい動作ガイド」

体を守りながら効率的に衣替えを済ませるためのコツをご紹介します。

  • ポイント①:首への負担を最小限にする「目線と姿勢」 床の作業をする際は、完全に下を向かず、背筋を伸ばして膝を曲げ、目線を時々正面に戻すようにしましょう。
  • ポイント②:腕で持たず、「体全体(体幹)」で持ち上げる 重い荷物を持ち上げる際は、腰を落とし、腹筋(インナーマッスル)に力を入れて体幹の力で支える意識を持ちます。
  • ポイント③:作業の合間に挟む「1分リセットストレッチ」 30分に一度は作業を中断し、肩甲骨を大きく回したり顎を引いて首をゆっくりと左右に倒したりして、筋肉の緊張をリ

4. 激痛!「ぎっくり首」になった時の応急処置

もしも作業中に首に激しい痛みが出た場合は、以下の応急処置を行ってください。

  • 安静が第一: 痛みが和らぐ姿勢で、首を動かさずに安静にします。
  • アイシング(冷却): 痛みがズキズキと強い場合は、炎症を抑えるためビニール袋に氷水を入れ、タオルを介して患部を15分ほど冷やしましょう。
  • 【注意】 熱があるうち(発症から2~3日)に温めたり、強く揉んだりす

5.ぎっくり首にならないためにできること(予防と対策)

不慣れな動作で首に負担をかけないための、作業中の工夫です。

対策具体的な行動理由
作業の分割一気にやらず、30分に一度は休憩を挟む。同じ姿勢の継続を防ぎ、筋肉の血流停滞による疲労物質の蓄積を抑える。
目線を上げる床の荷物を整理する際も、完全に首を下げず、目線を時々正面に戻す。首の後ろの筋肉が不必要に引き伸ばされ、緊張するのを防ぐ。
体全体で持つ重い荷物を持ち上げる際は、膝を曲げ、腰を落とし、腕だけでなく体幹(お腹)の力も使う。首や腕への負荷を分散させ、体幹で安定して支える。
急な動きを避ける荷物を収納する際や振り返る際は、ゆっくりと動作する。筋肉が冷え固まっている状態での急激な動きによる筋繊維の損傷を防ぐ。

2. 首と肩甲骨の「リセットストレッチ」

作業の前後や、デスクワークの合間にもできる簡単なストレッチです。

① 顎引き運動(ストレートネック対策)

首のカーブを正常に戻し、頭の重さを分散させるための基本動作です。

  1. 背筋を伸ばして座るか立ちます。
  2. 頭を動かさず、顎だけをゆっくりと真後ろに引きます(二重顎を作るイメージ)。
  3. 首の後ろ側が伸びているのを感じながら、5秒間キープし、元に戻します。
  4. これを10回程度繰り返します。

② 肩甲骨回し(血流促進)

首と直結している肩甲骨周りの血流を改善し、緊張を和らげます。

  1. 両肩に軽く指先を置きます。
  2. 肘で大きな円を描くように、前から後ろへ(後ろから前へも)ゆっくりと10回ずつ回します。
  3. 肩甲骨が背骨から離れたり、近づいたりする動きを意識しましょう。

③ 鎖骨ほぐし(首の付け根の緊張緩和)

首の前側や胸鎖乳突筋の緊張を緩め、首への負担を軽減します。

  1. 鎖骨の上にあるくぼみに指を軽く引っ掛けます。
  2. 皮膚を軽く押さえながら、首をゆっくりと反対側に倒します。
  3. 気持ちよく伸びるところで数秒キープし、左右行います。

3. 日常生活で意識したいこと

  • 枕の見直し: 首に合わない枕は慢性的な寝違え(ぎっくり首の予備軍)の原因になります。首のカーブを無理なく支えられるものを選びましょう。
  • スマホ・PC使用時の姿勢: 目線が下がらないよう、画面の高さを調整します。1時間に一度は立ち上がり、上記のリセットストレッチを行いましょう。

これらの予防策を日頃から実践することで、衣替えのような急な負荷がかかっても、首が耐えられる体づくりができます。

6. 根本改善を目指す!かなた整骨院の「ぎっくり首」集中ケア

ぎっくり首は一時的な痛みですが、その根底には「体が歪み、首の筋肉に負担がかかりやすい」という根本原因が潜んでいます。

かなた整骨院では、痛みを取るだけでなく、「ぎっくり首を繰り返さない体づくり」をサポートします。

  • 炎症を抑え早期回復へ: 炎症期の痛みに対して、最新の電気治療や、負担のかからない特殊な手技を用いて、患部の緊張を慎重に緩和させます。
  • 根本原因は「姿勢の歪み」: 激痛が引いた後、ぎっくり首のトリガーとなったストレートネック巻き肩に対し、骨盤・姿勢矯正を行い、頭の重さを正しく支えられる体へと導きます。
  • 再発防止のトレーニング: 正しい姿勢を維持するために必要な**インナーマッスル(腹横筋など)**の強化指導も行い、強い体幹を作ることで、日々の動作や重い荷物に負けない体を作ります。

6. まとめ・ご予約案内

衣替えは年末に向けての体調管理の最初の試練です。不慣れな作業で体に負担をかけ、不調を感じたら、「我慢すれば治る」と放置せず、体の専門家にご相談ください。

かなた整骨院は、あなたの姿勢と体の動きを根本からサポートし、辛い痛みを繰り返さない健康な体づくりを応援します。

辛い衣替えの不調は、かなた整骨院にお任せください!

 

 

八尾市、柏原市で肩こり、腰痛でお困りの方はかなた整骨院へ(^^)/

八尾市かなた整骨院 https://instagram.com/kanataseikotsuin?igshid=ZjE2NGZiNDQ=

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